本日の学びは【自惚れるな】
2021年11月16日
20.06.4
Media Club 
SNS世代の消費行動はAIDMAではなくSIPSになったと言われています。
これは何でしょうか?
皆様も消費者心理を表す「AIDMA(アイドマ)」については聞いたことがあるかと思います。
一度復習します。
AIDMAとは
A…認知・注意(Attention)
I…興味・関心(Interest)
D…欲求(Desire)
M…記憶(Memory)
A…行動(Action)
です。
認知し、興味関心を持ち、ニーズの喚起をし、購入意思形成をし、購入をする。
といった消費者の購入までの心理を表したものです。
それではSIPSとは何でしょうか?
S…共感する(Sympathize)
I…確認する(Identify)
P…参加する(Participate)
S…共有 & 拡散する(Share & Spread)
今まではAIDMA やAISASの流れで、
まずは認知・注意の観点からの消費が多く、認知・注意の為のプロモーションが多かったと思います。
しかしながら、SNSでの消費行動は“全くの別物となり”
共感→確認→参加→共有
という流れが繰り返され消費に繋がっています。
1.SNS の他者の投稿の口コミなどで共感する
何かしらのストーリー性があると共感しやすい
例)昔から肌が弱く、色々と商品を試したが中々合う物が無く苦労した。
そんな同じ様な境遇の方を助けたいのでこの会社を作りました。
2.他のメディアやHPなどで存在を確認する
自社からの発信( SNS.HP)
また、外部メディアにも載る事で信頼性があがります。
3.実際に購入したり訪れたり「ファン化」し参加する
実際にお客様の判断で商品を買ってもらう
お店に来てもらう事で、自分と関わりが出来た会社となりファン化し離れにくくなります
4.自分のSNSやコミュニティで共有 & 拡散する
少人数に濃い拡散として口コミ
大人数に薄い拡散として SNS
があり、その両方を使えることで効果の最大化が出来ます。
このような流れで消費が生まれていきます。
SIPSの中でも特に大事となる入り口の“共感”について効果的なアクションは“ストーリーズ機能”になります。
アンケート機能や質問機能を活用し、同じ悩みや疑問を持っているユーザーに共感してもらい、見ているユーザーに参加してもらい、参加型へとしていきます。
更にストーリーズの機能に反応してくれたユーザーに対して1to1のコミュニケーションを取り直接集客や売上に繋げていくことが可能となります。
参考事例
「りんどう」様
https://instagram.com/kanpoyakuten.rindo?igshid=12by7qh40clzp
同じ悩みを抱える人達に参加してもらい、ファン化してもらい顧客になってもらう。
お手本のようなアカウントになります。
このようにSNSでは従来のAIDMAやAISASに代わり、
「SIPS」
へと変わってきました。
SNSでも消費者心理をきちんと把握し、それに基づいた投稿をし、丁寧にアカウントを運営していくことが重要です。