本日の学びは【自惚れるな】
2021年11月16日
21.04.5
広報支援 
先日、オーダーメイドのスーツをネットで注文できるアプリを開発した企業の社長と話しました。
そのサービスは、一度来店して採寸をするとアプリ上にパーソナルデータが残り、2回目以降からの注文については全てアプリで完結する仕組みでした。
HP含め、オシャレなヴィジュアルでブランディングしており、採寸する店舗もコロナ前までは拡大していて6年で14店舗まで展開していました。
その話を聞いて、僕はどこかで聞いたことのあるビジネスモデルだなあと思ったのですが、それが某大手企業のビジネスモデルと全く同じことに気付きました。
その大手企業はまったく同じビジネスモデルで50店舗以上を展開していました。
さらにクリエイティブディレクターとして超有名人を起用していることも思い出しました。
とてもインパクトのあるリリースだったので強く記憶されていたのです。
私は「あの大手企業と同じビジネスモデルですか?」とその社長に聞いたところ、返ってきた言葉は「うちの方が先にやった、マネされた」という言葉でした。
僕はその返答を聞いて、その会社がPRをしっかりとやらなかったことに対してとても残念に感じてしまいました。
実際にどちらが先に始めたかはどちらでもよいのです。
それよりも、自社の取り組みはすぐに履歴を辿れるようにしっかり残した方がよいということをここでは言いたいのです。
プレスリリースは単に“いまの取り組み”を告知するだけでなく、“過去の実績”を証明する存在でもあるのです。 その証明がないと、その場で説明されても説得力や信ぴょう性に欠けてしまいます。
一口で言えば「アウトプットが大事」という話なのですが、結局、それの最良の手段がプレスリリースですよ、というお話でした。