本日の学びは【自惚れるな】
2021年11月16日
21.01.14
WEB/SNS 
先日Facebook Japan主催のマーケター向けオンラインセミナーイベント「House of Instagram」が開催されました。
そこで、Facebook Japan 代表取締役味澤氏から企業がInstagramを使ったマーケティングを取り組むうえで、価値となるポイントとして下記の3つが提示されました。
日本のInstagramユーザーは、他国に比べて5倍もハッシュタグ検索を行うほど活発に情報収集するそうです。
また、42%のユーザーは自分が興味を持った企業アカウントを見た場合、そのアカウントのプロフィールを調べに訪れるそうです。
その後セッションでは、それだけプロフィールの作り込みがユーザーの接点として重要だという旨が話されていました。
次に、企業や個人、インフルエンサーなど、立場の異なる様々なユーザーを抱えている点がInstagramの強みとして紹介されました。
企業が一方的に商品・サービスの良さを伝えるのではなく、関連するコミュニティから発信してもらうことで、より共感性が高まり、ユーザーの「自分ごと化」が加速するというのです。
具体的には、企業がユーザーの悩みをよく知るクリエイターと協力して、独自のお悩み解決コンテンツを作成した事例などが伝えられました。
最後に、ブランドのストーリーを効果的に届けるため、ビジュアルによって直感に訴求できる機能が多い点が触れられていました。
85%のユーザーがフィード以外の機能を利用しているデータもあります。
実際にストーリーズやIGTV、ライブ、ショッピング機能、発見タブなど、目的ごとに、さまざまな機能が視聴されています。
また、企業のマーケターにとって商品購入につながるかは気になりますが、日本のInstagramユーザーは他国に比べて3倍、ショッピングタグから商品詳細を見る人がいるそうです。
このセッションでは、Instagramをフル活用している好事例として良品企画「無印良品」のアカウントが紹介されました。
同アカウントではプロフィールの設定はもちろん、ストーリーズ投稿、ショッピングタグ、IGTVなど目的に応じて幅広く使い分けがされています。
コンテンツを見て来店される方もいるため、投稿で紹介した商品のお問い合わせが増えているそうです。
また、ショッピングタグ経由でも売れるため、投稿前にECサイトの在庫を事前に補充しておくなど、さまざまな工夫しているそうです。
現在、いま私がお話した「House of Instagram」のイベント動画が一部公開されているので興味がある方は是非ご覧になってみてください。