本日の学びは【自惚れるな】
2021年11月16日
20.11.16
Media Club 
メディアクラブ主宰の松浦です。メディアクラブ会員インタビュー、第二回目は、国産新車全車種取り扱い。新車業界に革命を起こし続ける「100%新車館」を運営する株式会社ヤギグローバルジャパンの八木社長にお話を伺ってきました!
株式会社 ヤギグローバルジャパン 代表取締役社長 八木勝之(やぎ・かつゆき)
熊本県生まれ。
大手ディーラー社員、全国展開大手中古車ディーラー役員を経て国産全メーカー・日本最安値をモットーとする100%新車館を創業。
年間売上高38億円、販売台数1,700台(2019年)を達成。
また、2015年より沖縄県・宮古島にて、オープンカーを主としたプレミアムレンタカー事業及びマリンレジャー事業の展開を始める。
100%新車館と言う、国内全メーカー、全車種取り扱いをしている新車専門店を関東を中心に運営しています。
特徴は色々あるのですが、全ての車種の価格を極限まで下げて、ホームページ上に公開しています。
車と言えばディーラーで交渉して見積り、営業マンの裁量で価格が決まる、と言うのが一般的になっていますが、弊社は全て可視化した上で比較していただき購入ができるところが新しく、たくさんのお客様に指示されています。
はっきり言って競合はいないと言い切れる自信があります。実は消費が低迷しているコロナ禍の8月、9月で昨対230%の売上を達成することができました。
そしてこの数字は前年度比較するとすごさが分かるのですが、前年度の同時期は消費税10%になる増税直前の駆け込み需要があった売上高との比較なのでこの数字は弊社にとって大きな自信になりました。
一言で言うと仕組みです。営業マンのマンパワーに頼らず、販売のフローを完全に仕組み化しているので、少ない人数でも多くの需要に対応できる環境を作っています。
売上高は倍以上の数字を出すことができましたが、社員数はほとんど変わらず約20人強です。営業マンだけで言うと12人です(笑)
そして弊社の最大の強みで、他社が簡単に真似できない仕組みがあります。
・金利0.9% ※キャンペーン期間の金利
・頭金0円
・120回払い
と言う顧客第一に考え組んだ施策が、他社を圧倒する結果となり功を奏してます。
後はPRの効果で、認知を促進すればするだけ売上は伸びて行くと思います。今後はそこを更に強化していきます。
車のメーカー全てのに言える事ですが、組織が大きくなりすぎて皆さんが想像する以上に様々なコストが掛かっています。弊社は常に、考えられる最少人数、最小経費で回しているので、販管費を極限まで削る事ができています。その差がビジネスモデルに直結しています。
更に弊社がやっている最大120回ほどの長期ローンは、当然ながら延滞や未回収などのリスクが付き物です。母体が大きくなればなるほど、その管理も非常に大変です。高額な商品を扱っているだけに、一度のミスが大きな負担になってしまうからこそ大手企業には真似が難しいのです。それらに対応できる細やかさもありません。
弊社も当然難しい問題がたくさんあったのですが、たくさんの取引先様に、
「どうしてもやっていきたい!」
と言う熱意に賛同していただき、何とか実現することができました。その分、管理は徹底しています。延滞など金融事故が発生すれば、協力してくれているカード会社に迷惑がかかりますからね。
今はFACEBOOKやYOUTUBE、TwitterなどのSNS広告が中心です。
このターゲティングが弊社にマッチして、非常に高いコンバージョンを生む結果に繋がっています。それに加え、スポットでテレビ番組への協賛など、タイミングとチャンスがあれば色々な事にトライしています。
これからも特にSNSでの施策は色々新しい事にも挑戦していきます。来期はテレビCMなど、マスに向けた施策なども現在検討中です。
バスケ、サッカー、ゴルフなど色々なスポーツ選手を応援しています。今の日本の仕組みでは、財力がある人にしかプロが目指せないような環境になっています。
才能があっても開花できる環境が少ない中で、少しでもプロの駆け足になってあげたいと思っています。
弊社は社会貢献を中心に存在意義のある企業を目指しています。その一環で何か少しでも形にしていきたいと思い、ご縁があったチームや想いに共感したスポーツ選手などを応援しています。
ここまで100%新車館の生い立ちや社会奉仕活動について伺ってきましたが、次回はいよいよ本題の悪しき新車販売業界についてお話していただきます!!