21.06.17

プレスリリース マスコミ 

取引先に”丸投げ”の部署にPR活動の明るい未来はないという当たり前の話

本業は編集者の私ですが、6年前からPRの業務も請け負っています。

 

複数のスタートアップの外部PRコンサルタントとして、メディア露出につながる企画立案からプレスリリース作成、さらにはユーザー向けのメルマガやDM、バナーのコピーライティングをしております。

 

そんな仕事に6年ほど携わっていると、「伸びる企業」と「伸びない企業」の答え合わせもできるようになっていきます。

 

ここでいう「伸びる」とは、業績はもちろんのことメディア露出が増える企業のことを言います。

 

結論から言います。

 

伸びる企業の特徴は「常に改善を考え、他社の強みを内製化させる企業」です。

 

どういうことか。

 

簡単に言えば、コピーライティングやプレスリリース作成ひとつとっても、最初は「書いてください!」「添削してください!」と事実上丸投げでお願いする形だったのに対し、次第に「そのノウハウを教えてください!」と個々のスタッフがスキルを習得しようと能動的になる企業のことを指します。

 

よく耳にする例え話で言えば「魚を釣ってもらうのではなく、釣り方を教えてもらえ」というあれですね。

 

一方、「魚を釣ってもらうだけ」の企業は、外注先の私がPRに携わることがなくなってしまうと、それまで盛んにプレスリリースを出して雑誌やネットニュースに取り上げられていたのが、プレスリリースの数は激減し、その中身も文章もまったく素人同然に戻ってしまうのです。

 

むろん、PRは「プロに任せるべきだ」という考えも理解できます。

 

しかし、いつまでも外注しなければならないほど高度なスキルを必要とするものでもありません。

 

PR業務を簡単に要素分解すると、

 

1:企画力
2:文章力
3:人脈力

 

この3つに分類されますが、1と2についてはしっかり3ヶ月ほどレクチャーを受ければ自社スタッフに内製化することは十分可能です。

 

1は取材につながる商品開発や、自社商品のコピーを考える力。2はプレスリリースや顧客向けのメルマガの文章やWantedlyやnoteに代表されるオウンドメディアの記事作成能力を指します。

 

たしかに、プロに文章を書いてもらったり、映像を作ってもらうのはラクです。

 

しかし、製作物こそ、自社でなんとかできないか?プロはどういう視点でプロダクトを仕上げているのか?という視点を忘れないでください。