【雑誌第11回】◆雑誌とネットニュースはどう違う?

「雑誌」と「ネットニュース」と聞いて、同じ“メディア”一括にして捉える人も少なくないでしょう。

 

しかし、両者は全く似て非なるものです。例えば、雑誌は週刊誌や月刊誌など世の中に出るペースがネットニュースに比べて圧倒的に遅いです。

 

ご存知のように、ネットニュースは毎日数千本Yahoo!ニュースやスマートニュースに配信されています。

 

ネットニュースは主要メディアだけでも、本数だけで数千本以上、媒体数だけでも数百あります。

 

よって、メディア掲載を狙う場合、ネットニュースはPR戦略として掲載実績を出しやすい媒体といえます。

 

しかしその一方、雑誌はメジャーな媒体が少なく、せいぜい数十冊程度。
その雑誌のページ枠をいわば
「椅子取りゲーム」
のように様々な企業や人物、サービスが日々奪い合っているという構図になっています。

 

そのため、雑誌はPR戦略においてなかなか掲載実績を出しにくいという印象を持たれがちです。

 

しかし、これは大きな誤解です。というのも、雑誌はどれもテーマ別に分かれているため、例えばファッション誌ならばアパレル業界との接触率が高い。
あなたが手掛けるサービスと相性のよい雑誌がわかれば、その媒体に掲載提案をすれば、提案した翌週には掲載実績を作れる可能性は高いのです。

 

その一方で、ネットニュースは本数が多いため玉石混交。

 

メジャーなネットニュース媒体ならばYahoo!ニュースなど大手配信サイトに掲載されますが、配信先の少ないネットニュース媒体ならば、あまり広告効果やPR効果は期待できません。

 

そのため、あえて雑誌に掲載実績をつくり、その雑誌を見たネットニュース編集部からの取材の問い合わせを待つという戦略もうつことも有効です。

 

 

 

鈴木俊之(編集者/メディアコンサルタント)

◆Profile
1985年福島県生まれ。学生時代よりライター活動を開始。大学卒業後、出版社にて裏社会、犯罪、事件誌の編集記者を経て2015年よりフリーランスとなる。「週刊SPA!」(扶桑社)、「PRESIDENTオンライン」(プレジデント社)など大手出版社で編集者として活躍。現在は主に総合週刊誌、ビジネス誌のほか、ネットニュースの編集、オウンドメディア運営にも携わる。専門分野は、ベンチャー、金融、不動産、人材、美容、婚活など。

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