20.05.27

広報支援 

【雑誌第8回】◆ネットニュースをなめるな!yahooニュースとLINEニュースの影響力はどれだけすごい?

自社のメディア掲載戦略を考える上で、多くの方が最も訴求効果が高いと思う媒体はテレビではないでしょうか。

 

たしかに、その考えは間違っておりません。事実、情報伝播力という意味では、それが高い順番に並べると、テレビ、雑誌またはラジオ、ネットニュースという順番になります。

 

そのため、ネットニュースへの掲載については、少し取り組みへの優先順位が低くなってしまうのではないでしょうか。

 

しかし、これは戦略として大きな誤解を含みます。なぜなら、ネットニュースは1つのネットニュース媒体だけ配信されるのではなく、複数のネットニュースに配信されることがほとんどで、想定より多くの人に見てもらえる可能性が高いからです。

 

たとえばYahoo!ニュースやLINEニュースは、自社で独自のニュースコンテンツを作っているのではなく、ニュースサイトからの記事をそのまま転載する形で配信しています。

 

具体例を示せば、マイナビニュースやオリコンニュースの場合、自社メディアへの直接的な読者流入によるページビューよりも、配信先サイトであるyahooニュースやスマートニュース、LINEニュースからの流入の方が圧倒的に多くなります。

 

そのため、ふだんあまり耳にしたことのないようなネットニュースからの取材依頼でも、その媒体がYahoo!ニュースに配信される場合、かなりの反響が生まれると判断すべきなのです。

 

ここに具体的なデータを示します。

 

yahooニュースは、500以上の媒体の記事を1日に6千本掲載。LINEニュースは、800以上の媒体と提携し、1日8千本の記事を配信しています。

さらに、ネットでの閲覧数を示すページビューは、ヤフーニュースが月間150億PV、LINEニュースは月間120億PV。圧倒的な影響力があることがわかるでしょう。

このように、ネットニュースの存在はまったく無視できないどころか、むしろ本腰を入れて掲載を目指すべき存在なのです。
さらに別の項で話していますが、ネットニュースに掲載されると、雑誌やテレビからの取材依頼が増える傾向があります。

 

つまり、まずはネットニュースに掲載されことを目指すのがPR戦略ととても有効なのです。

 

 

 

鈴木俊之(編集者/メディアコンサルタント)

◆Profile
1985年福島県生まれ。学生時代よりライター活動を開始。大学卒業後、出版社にて裏社会、犯罪、事件誌の編集記者を経て2015年よりフリーランスとなる。「週刊SPA!」(扶桑社)、「PRESIDENTオンライン」(プレジデント社)など大手出版社で編集者として活躍。現在は主に総合週刊誌、ビジネス誌のほか、ネットニュースの編集、オウンドメディア運営にも携わる。専門分野は、ベンチャー、金融、不動産、人材、美容、婚活など。

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