【雑誌第14回】◆媒体名、テレビ局名を間違えるのは命取り

しばしば、テレビや雑誌などのマスコミ関係者と会った際に、彼らが所属先や、手がけている番組名や媒体名等について、誤った認識をしてしまう経営者は少なくありません。

 

例えば、朝日新聞の記者にもかからず、「産経新聞の記者を〇〇さん」といったように、あるいはTBSのニュースを作っている〇〇さんと言うのを「テレビ朝日のニュースを作っている〇〇さん」といったように所属先を間違って呼んでしまう人がいます。

 

これは、あなたの想像以上に致命的なミスになり、今後PR戦略が大きく不利になることが少なくありません。

 

これは、あなたが自社の名前を、ライバル企業の名前で勘違いして呼ばれたときの気持ちを考えればわかりやすいでしょう。

 

実は、マスコミ業界は旧態依然とした「ライバル関係」「敵対心」が同業他社で未だに根強い業界。

 

そのため、媒体や所属先は彼らにとって強いアイデンティティーの基礎の部分を占める存在なのです。

 

こうしたマスコミ業界の知識を事前に仕入れておくだけでも、印象がまったく変わってきます。

 

週刊新潮と週刊文春、産経と朝日などメジャーな媒体に関するライバル関係は把握しているとして、WEBメディアで言えば、大手出版系なのか、独立系なのか、大手IT系運営なのかによって記者の関心度やそこにいる社員の雰囲気も大きく変わってきます。

 

特に、メディアクラブにおいては記者やテレビ局関係者が多く登壇するケースがあります。

 

もし、名刺交換や質問した際に、登壇者が過去手がけた仕事について把握しておくと、一気に互いの距離が近くなります。

 

これは営業等と全く同じ重要なスキルです。

 

特に、マスコミ関係者はなかなか会えない存在なので、事前の下調べが大きくあなたのメリットにつながる事は忘れてはなりません。

 

 

 

鈴木俊之(編集者/メディアコンサルタント)

◆Profile
1985年福島県生まれ。学生時代よりライター活動を開始。大学卒業後、出版社にて裏社会、犯罪、事件誌の編集記者を経て2015年よりフリーランスとなる。「週刊SPA!」(扶桑社)、「PRESIDENTオンライン」(プレジデント社)など大手出版社で編集者として活躍。現在は主に総合週刊誌、ビジネス誌のほか、ネットニュースの編集、オウンドメディア運営にも携わる。専門分野は、ベンチャー、金融、不動産、人材、美容、婚活など。

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