【SNS第2回】◆現代のインスタグラムの価値がフォロワー数では無くなった本当の理由

私は500以上の企業や個人事業主のインスタグラムのアカウントをコンサルティングしてきました。今も現役で続けています。ここでは私の現場経験からでしかお話できない知識、情報をお伝えしていきます。

 

数年前まで、インスタグラムはフォロワー数が命と言われてきました。いかにフォロワー数を増やして宣伝をするか、リーチ数を増やすかという所に重きを置いて運営する企業がほとんどでした。

現在、そのフォロワー数=価値という考え方について見つめ直さなければいけないフェーズに来ています。フォロワー10万人以上のインフルエンサーの投稿に、期待するような宣伝効果が得られなかったり、自社のアカウントでフォロワーが増えても売上に繋がらなかったりと、フォロワーが沢山いれば成功する。と言う構図が変わってきています。

と言うよりもむしろ、私はそもそもそれらが幻想だったように思っています。

逆を言えばフォロワー数が数百人でも集客がしっかりできていたり、マネタイズにつながっていたりというアカウントも増えてきています。

 

その違いは何でしょうか?それはフォロワー数の質にあります。ではどうすれば質の高いフォロワーを集めることができるのか。皆さんに馴染みのあるラーメンを例にしてお話していきます。

 

ラーメンを綺麗に写真を撮って投稿しているアカウントがあります。全国の美味しいラーメン屋を食べ歩き写真を撮り、自分の感想や情報をキャプション(投稿文)に書いています。

そのアカウントは4万人以上のフォロワーを獲得しています。いいねもたくさん付いています。しかし、このアカウントはマネタイズをすることができません。

なぜでしょうか?

 

過去の、『フォロワー数=アカウント価値』に当てはめると、非常に価値のあるアカウントだと思えます。しかしマネタイズのできないアカウントはビジネスにおいては価値のあるアカウントでしょうか。趣味でやっていれば別ですが、ビジネスで考えた場合成功とは言い難いです。

 

 

【意識すべきはフォロワーの濃さ】

その理由は 、ついているフォロワーの属性、濃さにあります。一見、ラーメンに絞った投稿で世界観を出しているように思えますが、一方で全国津々浦々の投稿をすることによって地域性が絞れていません。

よって、フォロワーは全国にいるラーメン好き、もしくはラーメン好きの外国人などが多くなってしまうでしょう。このアカウントの投稿を見て今日どこのラーメンを食べに行くか決めている人は、恐らくですが皆無です。

 

では、どのようなアカウントなら属性の濃いフォロワーを獲得できるのか。集客、送客できるのか。仮説を立ててみます。

 

全国ラーメン4万人より、東京ラーメン2万人。

東京ラーメン2万人より、池袋 ラーメン1万人。

池袋ラーメン1万人より、池袋東口ラーメン5000人。

 

あなたが池袋東口でラーメン屋をオープンする時、全国ラーメン4万人アカウントと池袋東口ラーメン5000人アカウント、どちらに載せて欲しいでしょうか?あるいは、広告費を払って投稿してもらうとしたら、どちらのアカウントを選びますか?

当然後者ですよね。これが人数ではない、本当の価値だと思います。

 

フォロワー数を集めようとするとより多くの人に良いと思われる方向や好かれる内容の投稿が必須になってきます。そうするとコンテンツ自体の発信よりもより多くの人にいいねを押してもらえるような投稿になってしまいます。

 

本当に必要なのはたくさんのフォロワーではなく、少ない人数でも実際に自分のサービスにお金を使う可能性のあるフォロワーと言えます。そんなフォロワーをコツコツ毎日増やしていく事がインスタグラムの成功への道だと思います。

 

その辺りをしっかりと捉え、自社サービスに置き換えて考え、インスタ運用を進めていけば、あなたの濃いファンは増えますしマネタイズもしていくでしょう。

 

 

鈴木俊博
新規事業開発、コンサルティングの中でプロモーションの一つとして使い始めたインスタグラム。
その可能性に気付き、掘り下げ、インスタグラム事業のみをスピンアウト。
18年に本格始動し、既に500社以上のクライアントからアカウントプロデュース・運営サポートなどを受託。
日々の研究や実践を通じて培ったインスタグラムというツールへの理解やユーザーの行動パターンへの深い洞察を基にEC、美容、飲食、ナイトクラブ、採用、芸能、結婚式場、ライブハウス、金融など様々な業種において企業のインスタマーケティングを成功に導いている。

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